埼玉県生態系保護協会 越谷支部
初春の元荒川の生きものたち 3月6日
2023
/
03
/
10
元荒川
元荒川の自然をまるごと感じよう!の観察会を月1回行っています。しかし、今の時期は、植物の芽生えや開花、そして昆虫たちも活動し始めるので、一か月間でも変化が著しいので、観察会までの途中の状況を紹介することにしました。
まずは、3月6日に元荒川沿いの観察コーズを歩いたときの生きものたちの様子を書きます。
北越谷第五公園近傍のクヌギの木のクヌギカメムシ卵は孵化し、順調に成長しているようです。
クヌギカメムシ幼虫
これを観察していましたら、見慣れない鳥が川を泳いでいました。
カンムリカイツブリ1羽をここで初めて見ました。大相模調節池から飛来して採餌していたのでしょうか。
大相模調節池では、なかなか近くで見られないのですが、ここでは近くで採餌している光景をじっくり見ることができました。
カンムリカイツブリ
近くの草むらでは、最初モンシロチョウとモンキチョウの絡み合いが見られ、撮影を試みましたがうまく撮影できませんした。
モンシロチョウとモンキチョウの絡み合い
そのうち、モンシロチョウ2頭とモンキチョウ1頭の絡み合いとなり、その後、モンシロチョウ2頭での求愛になりました。
モンシロチョウ求愛
しばらく観察していると、モンシロチョウは交尾しました。
モンシロチョウ交尾
北越谷第五公園内のサンゴジュにあるサンゴジュハムシ卵はまだ孵化していませんでした。
サンゴジュハムシ卵
ギシギシの葉ではコガタルリハムシがメスを巡って争っているのや、産卵された卵を見ることができました。
コガタルリハムシの争い
コガタルリハムシ卵
元荒川の遊歩道脇では、カントウタンポポと思われる花が咲いていました。
カントウタンポポ
川では、この他、ツグミ、カルガモ、ヒドリガモなどが見られました。
ツグミ
ヒドリガモ
梅林公園の端に植えられているスギの雌花と雄花を観察しました。
スギ雌花
スギ雄花
雄花のついた枝を振ると花粉が煙幕のように飛び散りました。
終点の越谷梅林公園の梅が盛りで、梅で吸蜜するメジロが観察できました。
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プロフィール
キタミソウ
埼玉県生態系保護協会越谷支部の活動状況をお知らせするブログです。
越谷市内で自然観察会や自然保護活動を行っている団体です。
2021年4月からブログを本格運用しています。
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